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新潟市南区の恩長寺（山崎興野）と髙念寺（吉江）で１８日、食事やものづくり体験などが楽しめるイベント「みなみ寺ス（みなみてらす）」が開かれる。
新潟市仏教会が、寺へ気軽に訪れてもらおうと初めて開催。スイーツや雑貨の販売のほか、キャンドル作りや整体体験などのブースが楽しめる。「新潟日報」で紹介されました |
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経済・経営には『経』の字があります。経はサンスクリット語でスートラといい、訳しますとたて糸という意味になります。私たちの日常は、同世代・同業者といった横のつながりを重視します。
しかしながら私たちの関係性は、横のつながりにとどまることなく、上下関係も含めた縦のつながりによって育まれていることも忘れてはいけないのです。
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お斎の意味には諸説ございますが、「斎(とき)を区切る」「仏様のお斎(とも)をする」という意味がございます。コロナ禍以降、孤食の増加や大勢で一定のルールのもと食を共にする機会が減少致しました。
「食=人を良くする」という文字の成り立ちにもあるように、食を通して、人間としての在り方を確認することは私たちにとって必要不可欠なのではないでしょうか。 |
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新潟市仏教会だより2
「みなみ寺スに先駆けて」梵行寺お寺カフェの紹介
【目的】
梵行寺は新潟市南区にあります。今回は新潟市仏教会主催マルシェ 『みなみ寺ス』の企
画に先駆けまして、当寺で3年前から開催させていただいている『お寺カフェ』の活動の
様子をご紹介させていただきたいと思います。
お寺カフェ企画の目的は、主に3点ございます。
①次世代型法要の模索
②お斎文化の継承
③異世代・異業種交流
①次世代型法要の模索
寺院を率先して護り、先頭に立って聞法されてきた方々の高齢化が進み、法要の在り方
も時代の分岐点を迎えているように感じています。仏教の意味として仏即教という解釈が
ございまして、仏の姿がそのまま教えになるという意味です。つまり私たちには、先人が
手を合わせてきた歴史があったからこそ、手を合わせる習慣があるのです。『奇跡』という言葉がございますが、文字の成り立ちを見てみますと、「奇=可が大」「跡=足跡」となっています。私たちがいのちいっぱいに生きることのできる奇跡の背景には、先人が護ってきた縁がございます。 先人の足跡を手がかりに、次世代の皆様が手の合わさる法をいただき、お寺の本堂に参る習慣を育んでいくための次世代型法要として開催しております。
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| ③寺院 ×地域マルシェ 『寺ス』の開催 コンビニよりも多い寺院数 |
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③寺院 ×地域マルシェ 『寺ス』の開催
コンビニよりも寺院数が多く、全国的に見ても大きな伽藍が多い新潟。これからの時代
は、文化財・財産を「築くのではなく、気づく営みを大切にし、寺院から地域の街おこしをしていきたいと考えております。
来年度春開催を目指し、新潟市仏教会主催「お寺 de 街おこし ○○○寺ス」の運営チームを立ち上げます。
寺ス(テラス)には地域の文化財や人材を照らす(テラス)という願いが込められており、広く地域の方々と力を合わせて進めていきたいと考えます。 また、若手僧侶や寺族の皆様の積極的な参加を求めております。
私たち事務局と一緒に楽しくマルシェを計画致しましょう。 詳細は、機関紙『仏法僧』新潟市仏教会インスタグラムにてお知らせして参ります。 |
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